9日間の開催期間に約21万4900人が訪れた「2012開成あじさい祭」の会場で、電気の力で動く「EVバス」の試乗体験が行われ、延べ1300人以上の観光客が”未来のバス”の乗り心地を体感した。
これは町が推進する新エネルギーの取り組みの一環として、子どもたちや祭の来場者に環境にやさしい未来のバスを体感してもらおうと、酒匂川ネットワーク会議(小林秀樹代表)を中心に地域のボランティア団体や自治会有志ら80人を超えるスタッフが「EVバスin開成」と題し、今年初めて企画・運営したもの。車両は、小田原・箱根・足柄地域を舞台に産官学連携で環境問題に取り組む「HOPE80プロジェクト」から借り受けた。
EVバスは8輪駆動の10人乗り。陸運局の許可が得られず公道を走ることができないため規定のコースを時速5〜8Kmで往復するに留まったものの、祭期間中の雨天時を除く4日半を運行し、5分間隔で1時間当たり約97人が乗車する盛況ぶりを見せた。主催者では「試乗した方々からは大変好評を頂き”次回はあじさいの里内を巡回運行してほしい”などの意見も数多く頂戴しており、検討していきたい。また今回をきっかけに、再生可能エネルギーや環境問題について考えてもらえれば」と話している。
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