目指せ、マグネット地域 県「対話の広場」に180人
黒岩祐治県知事が住民と意見交換する「対話の広場〜地域版」が10月14日、足柄上合同庁舎で開かれ約180人が訪れた。
テーマは「マグネット地域」で、サブテーマは「地元農産物を生かした地域活性化をみんなで考えよう」。
最初にサブテーマに沿った事例紹介があり、石崎雅美さん(足柄茶コンシェルジュ・リーダー)と草山明久さん(報徳二宮神社宮司で小田原柑橘倶楽部発起人)により、それぞれの取り組みが発表された。石崎さんは「足柄茶はマグネット。地域活性の軸になれる」、草山さんは「人と物が循環するしくみ、この地域にしかない”光”を考えた」等を話した。知事自らが司会を務めた参加者との意見交換では、会場から「取り組みを継続的に行うために若い人にメッセージをどう届けるのか」といった質問や地元高校生による足柄茶普及への提案もあった。
後半の県緊急財政対策案、神奈川州(仮称)構想案については、知事は「県の財政は義務的経費が約80%あり、使えるお金は少ない。財政は破綻しており、大変な危機感を持っている」と述べ、同案が出された背景や今後の取り組みについて説明した。
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