大井町柳で工務店を経営する古矢清久さんが、春休み期間中の相和小学校でタイルの塗装を無償で買って出た。
古矢さんは自身と兄弟、3人の子どもたちが相和小、母親が同校前身の山田小学校の出身。「来年一番下の子どもが成人式を迎えることになり、3世代でお世話になった母校に自分の仕事を通じて何か恩返しがしたかった」ときっかけを語る。
塗装箇所は校舎とグラウンドの間にある約90平方メートルのタイル。丸2日かけて、塗料3缶分を塗装した。熱を吸収して消費する塗料を使用したことで反射熱が抑えられ、年間120kgのCO2削減にもつながるという。古矢さんは「子どもたちがアサガオの鉢植えの手入れなどを行う場所で、夏にはタイルの反射熱が暑く、教室にまで熱が届くこともあった。子どもたちが少しでも涼しく学習できるようになれば」と思いを語った。
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