大井町 フェイジョアの収穫始まる スイーツなどに活用
大井町で11月上旬から南米原産の果物「フェイジョア」の収穫が始まっている。
同町赤田の深澤功さんの畑の樹には、丸々と育った緑色の実が成育しており、深澤さんは「今年は実のなりも良く、収穫量も多めです。収穫した実が熟してくると爽やかな香りが楽しめますよ」と話す。
フェイジョアはウルグアイやブラジルなどの南米原産の果物。常緑樹で冬にも葉が落ちないことから園芸用として栽培されることもある。日本では1930年代から栽培が始まったとされている。11月上旬から12月初旬まで濃緑色の実をつけ、パイナップルのような香りが特徴。果肉は白色で柔らかく、生食のほかに果実酒やジャムなどに加工される。
大井町では40年程前に栽培が始まったが市場での需要がなく、あまり知られていなかったが、町ではそんなフェイジョアに着目し、大井町商工振興会と連携してフェイジョアを活用したスイーツの開発に着手。町内の菓子職人と協力して2012年12月から「おおいスイーツセレクション」としてフェイジョアをはじめとする町内産の農産物を使用したスイーツを町内の菓子店や各イベントなどで販売している。
おおいスイーツセレクションについては公式ホームページまたは同町地域振興課【電話】0465・85・5013まで。
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催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
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