当選２回、異例のスピードで議長に就任した。
議長選に名乗りをあげた理由に「町議選無投票」をあげる。「２期目の私が議長になれば議会が注目され、議会改革の機運も高まるのでは」と一念発起した。
改選を控えた昨年12月、財政状況を理由に「定数削減案」を発議した同僚議員に真っ向から反論した。「行政改革と議会改革は本質が違う」「議員間で議論を重ね結論を出したはず」と論陣を張る姿に、周囲の評価が高まった。
２期目、異例の大役
初当選は２０１１年。兼業農家のサラリーマン出身。厚木や横浜へ通う通勤族から議員に転じた。地域の消防団員を引き受けた以外に「目だった地域貢献はしてこなかった」という。
１期目の４年間では、住民のもとへ足を運ぶことに重きを置き、住民の声に耳を傾け行政との間に入ることを意識した。そんな１期目を「知れば知るほど責任の重さを実感する４年間だった」と振り返る。
「住民の声をもっと聴き、行政にはより良い提案をする。そのためには議会改革が必要」と熱く語る。「若い人が議員を目指しやすい環境づくりも必要」と新たな課題にも意欲を示す。
６月18日の議員全員協議会では、さらなる議会改革に向けた方針を示す。
１９５５年生まれの60歳。
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