大井小学校(米山和男校長)の3年生88人が町の名物「ひょうたん」をPRしようと、今年も産業まつり(1月15日(日)10時〜15時開催)で作品展示を行う。
児童は14年ほど前から総合学習で地域を知ることを目的に、西大井にあるひょうたん工房「夢瓢」の岡部長さん(77)を講師に迎えて栽培から加工までを約半年間かけて行っている。
4月に約25株の苗を植え、子どもたちが世話をした結果、過去最高の1850個を収穫。加工、着色などの過程を経て11月上旬に完成させた。
アフリカの楽器「カリンバ」をイメージして加工した鈴木璃子さんは「音楽が好きで楽器にした。(弦にみたてた)ヘアピンをつけるのが大変だった」と振り返った。10回ペンキを塗り重ねてやすりをかけ、模様を生み出した小原瑠偉くんは「上手にできたので家で飾りたい」と話した。
指導した岡部さんは「子どもたちの発想力はすごい。たくさん収穫できたのも頑張って育てたからこそ」とコメントした。
作品と作業をまとめた資料はまつり当日、生涯学習センターで大井町ひょうたん文化推進協議会の作品と一緒に展示される。
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