昨年1年間の交通事故犠牲者を供養し、地域の交通安全を祈願する交通事故犠牲者供養・交通安全祈願祭が18日、山北町向原の香集寺(高田祥哉住職)で営まれ、警察や自治体関係者らおよそ80人が出席した。
足柄地方安全運転管理社会(山本健一会長)が1989年から毎年この時期に開催している。松田警察署が所管する1市5町では昨年、交通事故で4人が犠牲になった。慰霊祭が始まった89年から昨年までの犠牲者数は196人だった。
山本会長は「誰一人として幸せにならない事故を無くしたい、との思いで今年も啓蒙活動に取り組みたい」とあいさつした。
松田署によると今年1月から4月17日までの人身事故発生件数は127件。1人が死亡し144人が負傷した。昨年同時期と比べ27件増加し、高齢者による事故も増加傾向だという。
香集寺には有志が建立した交通安全観音があり事故の犠牲者がまつられている。
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