開成町議会は8日の臨時で、議長に茅沼隆文氏(71)=3期、副議長に吉田敏郎氏(69)=2期を選出した。
申し合わせ任期は2年で一昨年に就任した茅沼氏はこの日辞職したが選挙で再選された。投票では菊川敬人副議長(68)=3期と同じ6票だったが地方自治法に基づく抽選で当選した。副議長選挙も吉田氏と山田貴弘氏(49)=3期が同数抽選だった。議会事務局によると、正副議長選挙がともに抽選となったのは1955年の町制施行以来、初。
茅沼議長は「円滑な議会運営に努め、県町村議長会などでの活動を通じて開成町の存在感を高めたい」と話していた。
正副議長の任期を慣例で2年としている山北町議会も10日、臨時会を開き、府川輝夫氏(62)=2期を議長に、瀬戸顯弘氏(74)=3期をそれぞれ選出した。
府川氏と瀬戸氏はともに満票で続投を決めた。
府川氏は「この2年間の議会は議会基本条例の理念とは大きくかい離している。議会改革を進め信頼される議会をめざす。議会のあり方検討委員会を復活させて定数や報酬、なり手不足なども議会改革を審議してもらう」と話している。
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