日雇い労働者の街で38年間続く「子どもたちの集いの場」を追ったドキュメンタリー映画『さとにきたらええやん』(重江良樹監督)の上映会が、7月30日(日)に小田原市保健センター(酒匂2の32の16)で開催される。上映後にノンフィクションライターの北村年子さんが講演する。
県西地域で子どもの居場所づくりに取り組む有志20人が企画した。
小田原市に住む自営業、堀基泰さん(51)らが「子どもの貧困問題や見守る地域づくりをもっと多くの人と考える機会を作りたい」と、実行委員会を結成してこの上映会を企画した。
西湘地区でプレイパークの運営を支援する山崎由恵さん(55)=南足柄市=や、絵本の読み聞かせ活動に取り組む上甲知子さん(45)=南足柄市、旧北足柄中で野外イベントを運営している小澤水穂さん(39)=小田原市=ら20人ほどが実行委員会に参加している。
映画の舞台は「日雇い労働者の街」大阪市西成区釜ヶ崎。この地に38年にわたり活動を続ける「こどもの里」がある。「さと」と呼ばれるこの場所では0歳から20歳までの子どもを、障害の有無や国籍を問わず無料で受け入れている。
堀さんは「子どもが助けを求めているときに手を差し伸べられる大人の輪が広がれば」と話す。
午後1時半開場、午後2時開演。講演会は午後4時から。大人1人1500円。要予約。学生は無料で当日直接来場も可。申し込み、問い合わせは堀さん【携帯電話】090・8308・0835へ。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|