山北町皆瀬川の神明社(薮田拓司宮司)で氏子総代を務める岩本章治さん(77)=山北町皆瀬川が10月27日、神社庁による平成29年秋敬神功労章有功章を受章した。
今年8月に神明社の薮田宮司が岩本さんを受章者候補として申請し、選考委員の審査を経て9月22日に有功章の受章が決定した。有功章の受章者は全国で34人。神奈川県内からは岩本さんを含む3人が受章した。
岩本さんは1983年に神明社氏子総代に就任し、現在は足柄上郡神社庁総代会の副会長と足柄・小田原神社庁監事、神奈川県神社庁総代会評議員を務める。
1995年から5期20年間、山北町議を務め、国指定重要無形民俗文化財「山北のお峯入り」では祭事を取り仕切る保存会の会長や副会長を歴任し、今年10月に5年ぶりに開催されたお峯入りでは、踊りや振り付けの指導者と司会進行を務めた。
神明社は、大野山の東約1・5キロにある、2つの隆起をもつ高杉山にまつられている。薮田宮司は寒田神社の宮司を退き、7月から室生神社の宮司として神明社の宮司を兼務している。岩本さんは「長年の積み重ねを見ていていただき感謝している。今後も頑張りたい」と話している。
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