学校のトイレを綺麗にし、児童らに気持ちよく使ってもらおうと青葉台小学校(中田惠子校長)の児童と保護者40人が、トイレの踊り場と扉に装飾を施す「トイレアート」を行った。
この事業は同校創立40周年事業の一環。区内小中学校でトイレアートの活動をするボランティア団体「AS輪組(あすわぐみ)」(中野滋代表)の協力を得て1年生と3年生が使用するトイレを対象に行われた。
デザインは鎌倉市在住の画家・藤山さつきさんが担当。1年生トイレは海をテーマに珊瑚や海草、スイミーを描き、3年生トイレは森をテーマに木漏れ日、樹木や花をデザインした。丁寧に色塗りする児童の様子や、ドアや天井の取り付けに奮闘する父兄の姿が見られた。
参加した角二千佳さん(5年生)は「こんなトイレになるとは思っていなかった。珊瑚の色が気に入っている」と話し、長谷川悠乃さん(同)は「トイレの中で遊べそうなくらい楽しい空間になった。イメージが変わって嬉しい」と出来栄えを喜んだ。また、「学校のトイレは暗くて行きたがらない子もいると聞いた。明るいトイレでホッとできる空間になれば」と参加した保護者は話した。
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