天文16年(1540年)ごろ、村田家の菩提寺として、開かれた祥泉院(竹田法俊住職)。
本堂は平成23年(2011年)、4年の歳月を掛けて落慶。正面の蛙股(かえるまた)と呼ばれる梁の上の装飾には、鶴見川に生息する「亀」「蛙」「沢蟹」「鯉」「鯰」などが彫られている。その中央には「水龍」、裏には2匹の「鯉」が。「2匹の鯉は二人の息子を表したもの。ゆくゆくは成長して、龍になるように」と住職は話す。また、天井には、先代住職が制作した鎌倉彫の作品が使われているなど、細部にこだわった造りも見所。本尊は延享3年(1746年)作の西国三十三体観音。
境内では社会福祉事業も
「お寺は皆さんが使える場所であるべき」との思いで、境内には「軽費老人ホーム」「保育園」「剣道場」なども整備。また「祈る場所」であると同時に「心を和ませる場所」と考え、桜・牡丹・菊など様々な季節の花が人々を出迎える。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|