江戸式夏バテ解消法 藤カルチャーカフェ
頭上で灸をし、健康を祈る江戸時代の伝統行事「ほうろく灸」が7月27日、藤が丘の浅野商店前で行われ、住民30人が猛暑を乗り切ろうと参加した=写真。
これは藤が丘商店会が主催する「藤カルチャーカフェ」の一環。同商店会のみよし治療室が企画した。
素焼きの浅い丸皿を頭上に載せ、藻草に火をつけ10分。参加者らは皿をずらしながら、お灸の熱さを我慢。三好寛朗院長の「一点を熱することで、他の部分が冷える効果もありますよ」という説明に、頷いていた。
また、浅野商店から、江戸時代、夏場の滋養強壮剤として飲まれていたと言われる、甘酒が振る舞われた。夫婦で参加した柿の木台在住の男性(70歳)は「じ〜んと芯が熱くなり、気持ちよかった」と話した。
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