来年4月の開校目指す あおば放課後芸術大学
3月にプレオープンした市民大学「あおば放課後芸術大学」が、公益法人化を目指し動きだした。子どもも大人も集える地域活動の拠点として、来年4月1日の正式開校を目指す。
「あおば放課後芸術大学」は、NPO法人協同労働協会OICHI(オイチ)の取り組みの一つで昨年、同協会のビジネスプラン発表会でグランプリを受賞し、事業化された企画だ。同協会の会員にならなければ放課後芸大に参加できないという規約があったため、参加者や活動の幅を広げようと4月に独立運営が決まった。現在新しい運営組織づくりを目指し、発起人の会のメンバーで企画を立ち上げた佐藤健郎(たけお)さんが中心となって説明会を重ねている。
4月25日には発足準備会を開催、21人が参加。佐藤さんから事業の説明が行われたほか、参加者の自己紹介も行われ交流を深めた。佐藤さんは「青葉区起点の市民芸大として期待が持てる、との声ももらえた。さまざまな形で関わってほしい」と話している。
「放課後」に交流を
「あおば放課後芸術大学」のコンセプトは「大人と子どもの放課後に開校する市民芸大」。仕事や学校以外の時間を「放課後」と位置づけ、子どもや大人、高齢者が結びつく地域活性の新たな拠点づくりを目指す。事業としては、音楽やアート講座をはじめ、ビジネスセミナーや子どものための教養講座・放課後クラブなどを予定。佐藤さんは「高所得者層が多く、関東有数のお受験区である青葉区は市民活動が活発で学び投資を惜しまない地域。成功の先進事例をつくりたい」と期待を寄せる。
今後はお披露目イベントとして、7月から8月に区内でスタートアップ講座を予定。問合せは【メール】info@houkago-geidai.com。
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