「がん」を考える 虹の仲間 シンポジウム
「高齢化社会をよくする虹の仲間(佐渡友(さどとも)順子(よりこ)代表)」のシンポジウム「『がん』と宣告されてもアワテナイ!」が、4月24日にたまプラーザ地域ケアプラザで開催された。
「虹の仲間」は助け合い支えあえる仲間をつくり、安心して暮らせる地域社会を目指そうと1982年に始動。シンポジウムは定期総会のなかで、32周年を記念して催された。当日は元TBSの記者、プロデューサーで先端医療などの報道に携わってきたジャーナリストの斉藤道雄さんの基調講演を実施。また、自身や家族ががん患者という3人のパネリストによる経験談が語られた。「頑張らない介護」を提唱した野原すみれさんも参加し、自身が「手術をしない」という選択をした過去をユーモアあふれるトークで振り返った。
斉藤さんは「がん治療は確立されたものではない。宣告されても、何も起こらない人もたくさんいることも覚えていてほしい」と総括した。
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