ロサンゼルス五輪の金メダリストで、元体操選手の具志堅幸司さん=日本体育大学体育学部長=が7月2日、市立新石川小学校を訪問。約620人の全校児童に講義を行った。
2020年の東京五輪に向け、横浜市が今年度進めるスポーツ振興事業の一つ。この日は低学年と高学年の2回に分け、「メダルはどうしてとれたのか」をテーマに、幼少から現役時代の経験談や夢実現への道のりについて語った。
30年前、金メダル2個と銀1個、銅2個を獲得した具志堅さん。小6のときに書いた詩を紹介しながら、「夢や目標を口に出すこと、書くことが大切」と語りかけた。志望校に行くために、中2のとき牛乳配達で塾の費用を稼ぎながら勉強に励んだことや、足を大けがした大学時代、上半身を鍛えて苦難を乗り越えたエピソードを話すと、会場からは驚きの声が上がった。
参加した小西寛(ひろむ)君(6年)は「反省したことを準備に生かして実践。その繰り返しが大切だと感じた。弁護士の夢に向けて頑張りたい」と思いを語った。
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