鉄道車両を使った人命救助訓練が7月14、15日、恩田町の東急電鉄長津田車両工場で行われた。青葉、瀬谷、大和の3消防署と東急電鉄によるもので、両日合せて延べ約100人の消防隊員、救助隊員が参加した。
鉄道事故で車両内に閉じ込められた乗客を救助する想定で、エンジンカッター等を使い天井を切断。乗客を駅員が避難誘導し、要救助者に見立てた人形を隊員が搬送する流れで進められた。天井の切断では約1m四方の穴を開けるのにおよそ1時間を要した。「どこをどのように切ればいいのか、時間がどのくらいかかるか分かり、貴重な機会だった」と参加した署員。青葉消防署の齋藤俊彦署長は「今回の経験を生かし、本番では速やかな救助活動につなげたい」と語った。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|