商店街の安全性向上を目指し、青葉区商店街連合会(目黒測会長)はこの春、区内3商店会に防犯カメラを設置。6月22日に16基全ての工事が完了した。
住民の安心安全に配慮した事業に対し、費用の3分の2を補助する経済産業省の「まちづくり補助金」を活用した今回の事業。昨年6月に同連合会として申請したところ、交通量調査などの審査を経て10月に交付が決定。今年6月までに設置工事を行うことになっていた。4月から、江田駅周辺商店会と青葉台商店会、桜台商店会に合計16基の防犯カメラを順次設置した。維持管理は、それぞれの商店会で行う。
今回設置したのは、360度全方位を撮影できる防犯カメラ。プライバシーへの配慮から、撮影した映像データはカメラ横に設置されたボックスに保管され、通常は誰も見ることができない。事件が起きた際、警察から依頼があった場合のみ、警察官立会いのもとでデータが開示される。
これまでにも防犯カメラを設置している商店会はあったが、解像度が低く、メンテナンスも大変だったという。また、撮影した映像の管理も課題になっていた。
目黒会長は「商店会として地元に貢献したい。これで、まちがより安全になれば嬉しい」と話す。将来的には、区内7商店会に広げていく予定だ。
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