青葉区は、地産地消を推進しようと「あおば地産地消レシピBOOK(ブック)」を製作。区役所や地区センター等、区内公共施設で配布中だ。
地産地消とは「地域で生産されたものを地域で消費する」生活のこと。旬の新鮮な農作物を、少ないエネルギー負担で輸送できるなどのメリットがある。冊子は野菜を使用して手軽にできる8点のレシピのほか、「地産地消のおみやげ」や地場産野菜の直売所、農家のインタビューを掲載。直売所の情報は付属のマップで紹介している。
冊子の作成には、日本体育大学でスポーツ栄養学を教える安達瑞保助教やNPO法人森ノオト、地産地消に取り組む飲食店「よこはま地産地消サポート店」に含まれる区内6店舗が、レシピを提供するなど協力している。
青葉区は総農家数が横浜市内第2位。区はこれも魅力の1つとして、昨年11月から月に1度、区役所1階で地場産野菜を直売する「あおばマルシェ」を開催するなど地産地消を呼び掛けてきた。今回の冊子製作は、より子育て世代など若い世代にもPRすることが狙い。地場産野菜を使用した栄養豊富な「カラフルパンケーキ」を親子で楽しみながら作ることを提案するなど、食育につなげてもらうことも目的だ。
区担当者は「青葉区は緑が豊富で農業が盛んなところが魅力。レシピを活用して地場産野菜で美味しい料理を作ってほしい」と話している。
次回の「あおばマルシェ」では「レシピBOOK」の配布も行う。25日(木)、正午から午後3時まで。(問)区区政推進課【電話】045・978・2216
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