東市ヶ尾小学校(野田こずえ校長)で2月28日、リトアニアについて学ぶ国際交流教室が開催された。同教室は下市ヶ尾町内会(蕪木泉会長)とステップ国際理解(柏村茂代表)が協力して実施しており、今年で10年目を迎えた。
授業に登場する国をテーマに同小各学年で実施されており、この日は「6000人のユダヤ人の命を救った日本人外交官 杉原千畝の活躍」が主題に。逃れてきたユダヤ人にリトアニアで日本行きのビザを発行し、多くの人を助けた杉原千畝と同国についての授業に、6年生約90人が興味深い様子で聞き入っていた。
授業では同国出身の八木ユーラテさんが講師となり、気候や人々の暮らしを紹介。質問には子どもたちが元気よく手を挙げて答えていた。また同町内会から参加協力した5人による、杉原千畝についての絵本の読み聞かせなども行われた。
授業を聞いた北原結乃(ゆの)さんは「杉原千畝のこともリトアニアとの関係も知らなかった。すごい人を知れてよかった」と話す。
同町内会の蕪木会長は「終了後に子どもたちと話した際、『勉強すれば杉原のような仕事もできる』と言うと、一生懸命耳を傾けていたのが印象的だった」という。柏村代表は「皆さんの協力で活動できていることに感謝」と語った。
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