春の火災予防運動期間(3月1日〜7日)中の1日、青葉消防署では日本体育大学の女子ラグビー部主将の山本実さんを一日消防署長に迎え、青葉台東急スクエアで啓発イベントを行った。
この翌々日には全国女子ラグビーフットボール選手権大会で連覇を達成した同部。今年は横浜でラグビーワールドカップが開催されることから、ラグビーと火災予防を同時に盛り上げようと、青葉区出身の山本さんが選任されていた。
日本一を決める同大会決勝戦直前での開催だったが、山本さんは「いい機会。一緒にワールドカップも盛り上げたい」と参加を決めたという。イベントには山本さんのほか、3人の部員らも参加。「火災予防にトライ」と山本さんがあいさつし、会場を盛り上げていた。また同施設館内の巡回や部員へのインタビューなども行われた。
今回のイベントでは、住宅用火災警報器の点検推奨に重点を置いて啓発活動を行った同署。「設置から10年が経つものは交換を」と呼び掛けるチラシなどが配布された。
昨年1年間の青葉区内の火災件数は43件。今年も2月末時点で6件の火災があったという。
渕上正基署長は「火災の多くは、てんぷら油やタバコなど、不注意によるもの。火の取り扱いに注意してほしい」と話す。
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