神奈川県立元石川高校(岡部佳文校長)の生徒が考案した飲食メニューが、あざみ野の「そばくろ」(あざみ野2の9の10)で提供されている。
「震災後、東北の食材を買うことをためらっている人を少しでも減らしたい」と同校生徒が企業と協働する「アントレプレナーシップ」の一環。昨年11月に同校2年生と同店が協力して、東日本大震災で被災した岩手県大船渡(おおふなと)市の食材を使った商品開発企画の第2弾となる。
今回の商品は大船渡産の梅を使用した「梅ソースで食べるトリムネロール」と、同じく大船渡産牡蠣を使用した「牡蠣とホタテの貝鮮包」の2つ。トリムネロールは大葉とチーズを鶏むね肉で巻いてフライにしたもので、梅ソースと絡めて食べる一品。貝鮮包は牡蠣とホタテを餃子の皮で包んだメニューで、「揚げ」か「茹で」の2つの調理法が選べる。どちらも税込490円。
同店の黒沼勤さんは、「すでに多く注文されている」と話し、協力について「生徒たちの成長が間近で見られて良かった。また機会があればぜひやりたい」と語っていた。
商品は午後5時から11時までの提供。3月16日までの期間限定となる。
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