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「幸せ、共有できる場を」 アトリエ&カフェ キズナ 飯倉妃美子さん
生活介護の利用者が2階のカフェで働き、1階のアニマルカフェでは保護された犬猫が気持ちよさそうに過ごし、その様子を親子連れが楽しむ。「障害の有無に関わらず誰もが集える場を」と昨年たまプラーザ駅近くに「アトリエ&カフェ キズナ」をオープンさせた。
障害児保育に携わった経験から、約30年前に当時としてはまだ珍しかった障害児も受け入れる保育園を開園。園児と地域の高齢者の交流を設ける中で老老介護に悩む声を聞いたり、また、障害児が大人になってからの居場所をつくりたいと、それぞれのグループホームも運営。放課後デイサービスやフリースクールにも携わり、和やかな印象からはどこにそんなエネルギーがと驚かされるが、「皆の笑顔が見られるならと、突き進んじゃうタイプ」とさらり。
「キズナは私がやってきたことの集大成」と語る。人だけでなく、虐待を受け、捨てられた犬猫を保護し、安心して過ごせる場を作った。譲渡会を開くほか、その癒しは生活介護利用者たちのセラピーにもなるという。昨年末には地元小学校の児童がアニマルカフェの見学に訪れ、命の大切さを優しく伝えた。
「誰もが個性を輝かせ、幸せな時間を共有できる場に。まだまだやるべきことは沢山ある」。猫と戯れる笑顔に多くの思いが詰まっていた。
■アトリエ&カフェ キズナ/【電話】045・532・6418
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