「ミル見る隊」に感謝の意
神奈川県警が本部長褒章
3月14日
青葉区歯科医師会と青葉区薬剤師会は9月8日、区内で食料品を配布している「あおば子ども食堂実行委員会」に衛生用品を寄贈した=写真。
コロナ禍以前は、おにぎりと具沢山の味噌汁を毎週用意し、様々な事情がある子どもたちに提供していた同実行委員会。感染防止の観点から現在は食事の提供ができなくなったが、フードパントリーと題して毎週水曜日、もえぎ野・美しが丘・さつきが丘の地域ケアプラザ3カ所と市ケ尾町のふれあい青葉で1食分の食料を無料配布している。歯科医師会・薬剤師会はこの活動に各々の立場から協力しようと手指消毒液やマスク、洗口剤など100人分を寄贈。これら物品は食料と一緒に配布されるという。
もえぎ野地域ケアプラザで行われた贈呈式に参加した歯科医師会の鳥居浩一郎会長、薬剤師会の関水康成会長は、ボランティア活動への協力を地域貢献として続けていく意向をそれぞれ語った。一方、同実行委員会の三村徳子代表は「子どもたちの新型コロナウイルス感染対策になる」と感謝を述べていた。
困窮者増加の印象
同実行委員会は米やレトルト食品、ジュース、フルーツ、煮物などの副菜を1食分とし、約70セットを配布。本来は食事に困っている家庭や子どもを対象としたものだが、利用しやすさを考えて各個人に事情を聞くこともしていないという。しかし、三村さんは「生活に困っていると見受けられる人が増えている印象」と話し、食料配布を続けていきたいと話す。
当日は文部科学大臣政務官の三谷英弘衆議院議員も視察。寄贈を称えたほか、「コロナ禍でも活動を継続していることが心強い」と同実行委員会に謝意を伝えていた。
|
|
|
|
被災地への思い、絆でつなぐ3月14日 |
|