横浜美術大学イラストレーションコース(宮崎詞美教授)の学生が制作した絵本が、青葉区内の市立保育園に貸し出されている。
同大では、カリキュラムの1つとして学生が絵本作りに取り組み、出来上がった絵本の読み聞かせを区内の保育園で行っていた。しかし、コロナ禍で読み聞かせが難しくなり、今回は区こども家庭支援課の要請を受けて「くるくる 絵本サーカス」と題して絵本を貸し出す取り組みが始まった。
絵本は昨年12月から今年2月まで、美しが丘、荏田、すすき野、奈良保育園の4園を巡回。宮崎教授によると、園児の興味を示す絵本が予想と異なることもあり、保育士からのフィードバックが絵本の修正や新たに制作する際の参考になっているという。
絵本制作に携わり、現在は同大アシスタントを務める加藤英利紗さんは「お母さん向けに作った絵本でも子どもが楽しんでくれるなど、新しい反応を見ることが出来て新鮮だった」と話した。
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