市立荏田西小学校(遠藤淳子校長/児童数813人)が創立30周年を迎え、2月22日に記念集会が行われた。30周年を盛り上げようと全児童で製作してきた「ツツジ染めの扇風機カバー」や地域と連携して取り組んできた活動が披露された。当日は、感染対策のためテレビ放送で放送室から代表児童らが司会進行し、「新たな気づきになる記念集会にしましょう」とスタート。1993年4月1日に開校した同校の歴史や校章の由来についてや校歌の作曲者である藤澤尚子さんが来賓で出席し、1994年度の6年生と作った校歌に込めた思いを伝えた。
また、全児童で1年前から取り組んできた「ツツジ染めの扇風機カバー」もお披露目=左写真。全学年でリレー形式で製作され、1年生がツツジの花摘み、2年生が染液作り=右下写真、4年生が体験学習での藍染経験を生かし染色、3年生が布に同校のキャラクター「えだっくん」を描いた。それを引き継ぎ、5年生が家庭科での学習を生かし「30th」と刺繍、6年生がミシンで扇風機カバーに裁縫し同校オリジナル扇風機カバーを完成させた。
各クラスでは地域の人と連携し、10年後に残したい学校の伝統としてコロナ禍で中止になっているふるさとまつりの復活に向けて荏田西音頭を教わったり、30周年を祝うオリジナルパンの考案など全児童で周年行事を盛り上げた。集会後には荏田西連合自治会(鳥屋尾彰会長)から寄贈されたモッコウバラの植樹も行われた。
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