青葉区在住で女優の紺野美沙子さんによる講演会「子供の世界を広げよう」がこのほど、山内小学校体育館で行われた。
同じ街に住み、幅広い活動をしている母親の立場から、子育てへの意識向上につなげようと、同校PTAが企画。当日は、同校の保護者126人が訪れた。
女優の傍ら、発展途上国の自立支援を行う国連開発計画親善大使の一面を持つ紺野さん。実際に訪問した国々の写真を交えながら、貧困や男女格差などにより初等教育が行き届かない現状などを紹介した。「どんなに日本は恵まれた素晴らしい国であるか。私たちが子どもたちに押し付けではなく、伝えていくことが大事」と紺野さんは力説した。
また、たまプラーザの書店などで読み聞かせ活動も行っている紺野さんは、絵本「アフリカの村から〜エリナの物語」の朗読を披露。「絵本を読むことはお母さんの脳を働かせ、実は若返らせる効果もあるんですよ」と話すと、保護者は関心した様子だった。
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