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「自覚症状乏しい」食道・胃・大腸がん デジタルハイビジョン内視鏡で早期発見へ
胃の3分の1以上を切除―。昨年、お笑いタレントが人間ドックをきっかけに「胃がん」が発見されたことは記憶に新しいだろう。ここで注意したいのは早期発見と報道されているが、6年間内視鏡検査を受けずに、外科的切除となった点。
「早期発見につなげる定期内視鏡検査を行っていれば、胃を外科的に切除することなく内視鏡手術で早期胃がんを切除できた可能性が極めて高いです。何よりも早期発見が重要なことを改めて理解して欲しいです」。こう警鐘を鳴らすのは、国立がん研究センター中央病院で内視鏡治療・技術の習得に励んできた「たまプラーザ南口胃腸内科クリニック」の平島院長。「食道・胃・大腸がんともに自覚症状が乏しいからこそ、早期発見が鍵を握ります」
「便が通らない」は赤信号?
がん自体には「神経がない」ため、自覚症状が乏しい。そのため「便が通らない」「血便」「胃がパンパンに張る」といった症状は、「外科的に切除」「抗がん剤治療」「余命宣告」となるケースも高まる。そこで「手遅れ」となる前のリスク回避のための内視鏡検査の目安は、進行が早い胃がんは年1回。大腸ポリープからがん化する大腸がんは、初回検査で異常がなければ2年に1回が目安。大腸ポリープ切除を行ったら翌年に再検査を行うことが望ましい。
がんセンターと同式の内視鏡検査を導入
同院では将来がん化する恐れがあるか否か、より高精度な診断を追究するため、がんセンターと同式の胃・大腸デジタルハイビジョン内視鏡を導入。ポリープなどの突起物や微妙な色の変化を診断。また、100倍拡大機能付き内視鏡と組み合わせてミリ単位の病変の早期発見を目指している。
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