いじめ根絶でアピール文 横浜子ども会議が採択
子どもたちが主体的にいじめ根絶に取り組む横浜こども会議の本会議が、横浜シンポジア(中区)で8月22日に行われた。これまでに実施した各区や方面別会議での議論を、本会議の代表に選ばれた児童・生徒116人が深化させ、アピール文「想(おもい)〜相手と心から向き合おう〜」を採択した。
会議では、「一人ひとりを大切にできる学校にするために」「お互いを理解し合える人間関係を作るために」「すべての人が楽しいと心から言える学校をつくるために」「児童会・生徒会として学校を盛り上げるために」の4テーマをグループごとに話し合い、発表。「積極的に挨拶する」「相手の目線に立って考える」などの意見があがった。
その後、発表された意見に対し感じたことを議論。「挨拶はどのグループからもあがったから大切」と盛り上がる一方、「挨拶運動を行ってもいじめがある」という指摘もあった。
深まる議論を通して、高校生らが市立学校全児童生徒で共有するアピール文を提案。ものの見方は人それぞれ違う、相手と自分が分かり合うことが大切という点を重視し、互いが心から向き合うことの必要性を伝える「想(おもい)〜相手と心から向き合おう〜」が採択された。
参加者の女子生徒は「テーマを理解して行動に移し、より良い学校を作っていきたい」と話した。
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