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山下先生、教えて下さい 歯科レポート 私でもインプラント可能ですか?
自らの歯のように噛める喜びを味わえると言われているインプラント―。この臨床結果の効果が世界的に知られるようになったのは1980年代頃から。以後30年、今では医療技術の進歩と医師の質向上であらゆるケースに対応が可能になった。過去にインプラント治療が「できなかった」「長持ちしなかった」ケースから、今現在の治療方法や対策を山下修院長(山下歯科医院)=区内もえぎ野=に聞いてみた。
―以前、あごの骨が足りないとの理由で諦めてしまったのですが?
「インプラント治療をする際、一昔前はあごの骨が足りなかったり、生まれつき薄い場合は器具を埋入することが困難なため、多くの医師は治療を勧めていませんでした。現在は、骨の再生医療技術が格段に進歩し、治療を行えるようになっています。また、骨に合う『小さなインプラント』も開発され患者様の選択肢が増えています」
―インプラント治療を行ったのですが、長持ちしませんでした。何故ですか?
「恐らく歯周病など口腔感染症への対策が不十分だったと推測されます。手術の成功がゴールではなく、清潔な状態で長持ちさせることがゴールです。インプラントを行う箇所は、歯の状態が良くない場所。つまり歯周病などにおかされている状態です。手術前と後のメンテナンスが長持ちの秘訣となります」
―インプラント治療を考えているのですが、クリニックが多すぎて…何に注意すればよいですか?
「インプラントは高度な技術と経験(症例数など)が必要です。まずは、医師選びを慎重にすることが大切ですね。歯科用CTの完備や施設環境の充実はもちろんのことですが、サーティフィケートと呼ばれる担当医師が持つ『資格』が一つの指針となります。また、口腔感染症対策など歯周病治療に明るい歯科医師選びも重要です」
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