(株)東急モールズデベロップメント(和田博之社長)=本社・東京都渋谷区=が運営する商業施設「たまプラーザ テラス」(以下テラス)と「青葉台東急スクエア」(以下スクエア)の2013年度テナント売上高が、過去最高を記録。同社が5月に発表した。
東急田園都市線のたまプラーザ駅、青葉台駅にそれぞれ直結する両施設。テラスの売上高は前年比約23億円増の約537億7千円で、入館者数は約2883万5千人。スクエアは前年比約8億円増の約226億3千万円で約1728万1千人だった。
2007年10月に開業し、140店舗を有するテラス。昨年度、年間400本以上のイベントを開催したほか、クリスマス装飾で7年ぶりに街路樹イルミネーションを復活させるなど、多世代向けの企画で集客増につなげた。「物を売るだけではなく、生活スタイルを実現する場にするのがコンセプト。『行ったら何か(イベント等を)やっていた』という状況を常につくりたい。今年度は年間500本超えを目指す」と小西郁良総支配人は意気込む。
2000年11月開業、113店舗のスクエアでは、10年から3年間かけて店内のリニューアルを手がけてきた。「週3回以上のリピート客が約4割、週1回では7割を超え、日常的な来店傾向がうかがえる」と杉本義夫総支配人。昨年度はメンズ服の新店オープンや、増税前の駆け込み需要などもあり、売り上げ増の後押しに。日本体育大学吹奏楽部の演奏やキッズチアリーディング体験、横浜美術大学の学生による地下通路の壁画制作など、地元大学との連携に昨年着手。地元住民に愛着を持ってもらおうと、施策を講じている。
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