地元住民が学校を訪れ、児童に「昔遊び」を楽しみながら教えるイベントが、市立美しが丘東小学校（丸本亙（わたる）校長）で１月22日に行われた。
同校で10年ほど続く取り組みで、今回は１年生約80人が参加。「まち」とともに歩む学校づくり懇話会の柳田富志男会長をはじめ、20人以上が講師役に。竹とんぼやこま、けん玉、お手玉などのコツを教えた。
雨天に見舞われたこの日、遊びの種類ごとに児童らはグループに分かれ、教室やピロティで昔遊びを体験した。
竹馬に挑戦した山口皓之（ひろゆき）君は「短い竹馬はやったことがあったけれど、長いのは難しかった。ゆっくり歩くように教えてもらって、うまくできたので嬉しかった」と感想を話した。指導した柳田さんは「このような幼少時代の感動や喜びは、ずっと記憶に残るもの。大きくなってから、清掃活動に参加したり、地域に貢献したい気持ちにもつながる」と期待を寄せていた。
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