災害への備えを共有する取り組み「青葉区減災サミット」が3月8日、青葉区役所で開催された。主催は青葉区民会議。
当日は3部構成で行われ、各コミュニティの防災活動の紹介や専門家の講演、参加者全員でのディスカッションも実施された。約90人が参加し、「3・11」を前に改めて災害に対する備えを確認した。テーブルを四角く囲むサミット形式で行われ、活発な意見交換が行われた。
防災活動の事例発表をしたビアス市が尾自治会の松榮孝昌さんは、マンションならではの「宅内避難」を紹介。防災集会などの参加率が高い一方で、周辺地域との協力体制に課題があることを挙げていた。
第2部で内閣府地区防災計画アドバイザーの鍵屋一さんが「みんなでつくる地区防災計画」のテーマで講演。それぞれの地域に合わせた防災計画を住民が自分たちで作ることの大切さを解説。講演を踏まえ、第3部では参加者全体で行動計画づくりを行った。
進行を務めた青葉区民会議の小池由美さんは「サミット形式は初めての取り組みだったが、参加者が多く『3・11』を前に減災への関心の高さを感じた」と話していた。
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