青葉区内の交通事故死亡者の急増を受けて青葉警察署は8月20日、藤が丘の青葉自動車学校で教習指導員に安全講話を実施した。重大事故の事例を紹介することで教習生の指導に生かしてもらい、事故防止を図ることが目的。また、同署管内の死亡事故について、高齢者の割合が多いことから、高齢になった体の動きを疑似体験するシミュレーターの装着も行われた。
講座では、横断歩道で歩行者と自動車の事故が起きていることや、制限速度30Kmの「ゾーン30」などについて説明。その後、同教習所職員の大橋彩香さんらが、白内障などによる視野の狭さを体感できる眼鏡や、背中が曲がる装置、重りを装着し、高齢者の体を疑似体験した。
大橋さんが杖をつきながら歩き、「歩くだけで大変だった。自分がいつもしている動きができないのが分かった」と感想を語った。同署は「相手の立場に立った思いやりのあるドライバーを増やしてもらい、事故防止に努めたい」としている。
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