リユース食器の貸出しを通してエコ活動を行うNPO法人Waveよこはま(金子拓也代表)が、今年4月から社会福祉法人グリーンに食器の洗浄作業を依頼。障害のある人の就労支援に一役買っている。
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Waveよこはまは、繰り返し使えるリユース食器と食器洗浄車の貸出し事業で、イベントなどで出るゴミを減らす取り組みを行っている。金子代表が「地域のさまざまな人に参加してほしい」と、グリーンの上田正人施設長に打診。農薬を使わない野菜作りなどに取り組む同施設の作業のひとつとして、利用者が洗浄に参加することとなった。
1回2時間で3人が参加。イベントで使われたコップや皿などを洗うことで、参加者に工賃が支払われる。作業日は20回を超え、利用者も徐々に慣れてきているという。上田施設長は「利用者の体調や特性を理解して、仕事としてやらせてもらえているのでありがたい。技術の幅が広がるだけでなく、地域の方とつながっていけることも大きい」と笑顔をみせる。8月に行われた作業には利用者3人が参加。600個のコップを集中した様子で手際よく洗い上げていた。金子代表は「障害のある人だけでなく、子どもから大人まで参加してもらい、エコの輪がつながれば」と話す。
体験ボラ募集
Waveよこはまでは洗浄作業の体験ボランティアを募集中。また、リユース食器・洗浄車の貸出しも受け付けている。問い合わせは金子石油【電話】045・962・2020へ。
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