大規模災害発生に備え青葉警察署(渡邊宏署長)は10月16日、特別警察協力歯科医の委嘱式を行った。
警察協力歯科医は、大規模災害発生時などに身元不明遺体の歯の治療痕から個体識別を行う。通常は各警察署管内から2人、歯科医師会の推薦を受けた歯科医が県警から委嘱される。任期は1期2年。今回は大規模災害時の対応強化と現協力医への指導協力などを目的に、これまでに協力歯科医の経験がある歯科医師らを青葉署が特別に委嘱した。警察署単位での委嘱は、全国でも非常に珍しいという。
この日は、委嘱される12人のうち9人が出席し、渡邊署長から委嘱状を受け取った。渡邊署長は「経験がある先生方に協力してもらえることで、災害時にきめ細かい対応ができる。非常にありがたい」と感謝を述べた。
委嘱を受けた青葉区歯科医師会の藤尾昭会長は「青葉区には東名高速道路や田園都市線などの大動脈がある。災害時にはさまざまな状況が想定されるので、2人だけでは足りないと考えていた。組織的に対応していきたい」と話した。
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