(PR)
11月8日は「いい歯の日」 歯科レポート 「除菌水」健康と密接関係に?
歯周病菌やウイルスの殺菌効果が確認されている「タンパク分解型除菌水」を使う歯科治療で知られる、もえぎ野の山下歯科医院。今月8日の「いい歯の日」にちなみ、健康でいい状態の歯がどのようなもので、どういった対策が必要なのか―幅広い世代の患者が日々訪れる同院の山下修理事長に聞いた。
―健康でいい歯というのは、どんな状態でしょうか。
「まずは自分の歯できちんと食物をかめて、楽しくおいしく食事ができることでしょう。歯周病は口の中に限らず、原因になる微生物が糖尿病や多くの全身疾患にもつながります。予防には定期的な検診が肝要ですが、『通院しても改善しない』『悪化した』ということのないように、しっかりとした方針、考え方のもと治療体制を確立することが、地域の歯科医院として重要な役割だと考えます」
―歯周病疾患を防ぐには、何が重要でしょうか。
「歯周病は気づかないうちに進行するケースが数多くあります。一般的には市販の歯ブラシや歯間ブラシ、口腔洗浄液などで口の中をケアしていると思いますが、当院では歯科医療用のタンパク分解型除菌水で歯周病対策をしています」
―除菌水を使用した治療について教えてください。
「歯周病菌や口腔内細菌が全身疾患、主に誤嚥性(ごえんせい)肺炎や心疾患の原因になることが報告されています。介護施設や病院では高齢者の口腔ケアを重視した取り組みも行われていますが、菌が口から体内にたどりつく可能性を減らす意味でも、この除菌水を使ったケアが重要だと考えています」
―高齢者の健康促進にも効果が期待できそうです。
「当院では除菌水での歯科治療を基本にしていますが、歯周病や虫歯の原因菌、インフルエンザウイルスなどに対する殺菌効果が確認されています。特に高齢者は歯の状態が体の健康に深く関わっていますので、気になる方は相談ください」
|
|
|
|
|
|