青葉区黒須田在住の志村善一さん(76)が8月23日、青葉区役所を訪れ、50万円を寄付した。志村さんの寄付は1997年から20年連続となり、小池恭一区長が感謝状を贈呈した=写真。
志村さんは農業を営み、JA神奈川県中央会・連合会の会長を歴任。「働いたお金で寄付をしたい」と以前から野菜の売上を青葉区や青葉区社会福祉協議会に寄付を続け、旧緑区時代も含めると、総額は3900万円にのぼる。「自分は恵まれていることへの感謝。立場の弱い人が何かで『助かった』と思ってくれれば」と思いを語り、小池区長は「市内でもこんな長きにわたって寄付を頂くことはない」と感謝を示した。50万円は青葉区を花と緑でいっぱいにするフラワーネックレス青葉2017事業の一環として学校などで花壇を作る経費とするなど、子どもが花や緑に触れ合うために役立てられる。また、志村さんは同日、神奈川県共同募金会にも50万円を寄付。手話・筆記ボランティア派遣「ポレポレ」の活動費用に充てられる予定だ。
志村さんは「80歳まで健康で寄付をしたい」と笑顔で話していた。
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