国学院大学横浜たまプラーザキャンパスで11月8日・9日、「狂言の会」が行われた。地域貢献の一環で、地域向けに毎年開催されている鑑賞会で、今回で19回目。
当日は同大卒業生で人間国宝の山本東次郎氏をはじめとする大蔵流狂言山本家の一門が演目を披露した。また9日には区内の近隣小学校4校の児童を招き、国語の教科書に載っている『柿山伏』の鑑賞会も行われた=写真。
実際に間近で狂言を見た子どもたちは、登場人物の山伏のしぐさや台詞に、場面場面で笑い声を上げていた。鑑賞後は、児童たちが実際に狂言の笑う演技や泣く演技を練習したほか、作品に出てくる動物の鳴き声クイズもあり、楽しそうに参加していた。質疑応答では「狂言は女の人も演じるのか」「よい声を出すために、どんな練習をしているの」等、多数質問もあがった。
出演者は「日本の伝統文化を見て、海外の人に質問された時に自分で語れるようになってほしい」と語りかけていた。
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