取組を発表する参加者
青葉区は、シニア世代がもつスキルや経験を地域課題の解決に生かしてもらうセカンドキャリア支援事業の取組報告会を、３月10日に区役所で行った。
区は定年後や子育て後の世代が活躍する機会を創出する目的で、起業セミナーや次世代育成プロジェクトなどを行ってきた。当日は今年度実施された３プログラムの参加者が成果を報告。中高生と一緒にまちづくりに取り組む「市ケ尾ユースプロジェクト」に参加した男性は、中高生による高齢者向けスマホ講座を実施したと話した。「参加した高齢者から好評だった。プロジェクトに参加して私自身も地域に関心をもつようになった」と感想を語った。地域活動の始め方を学ぶ「あおばdeスタートセミナー」に参加した女性は、区内で着物を通じた国際交流イベントを行ったことを発表。「地域で何かやりたいという思いがあったが、周囲に元気をもらって具体化できた」と振り返った。
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