美しが丘西の動物専用霊園、平和会ペットメモリアルパーク(若月一朗代表)は11月11日、秋の動物供養祭を開催した。
亡くしたペットたちの冥福を祈り、改めて感謝を伝える場として毎年行われている催し。当日は秋晴れの下、愛犬を伴った家族連れなど300人を超える人が参列した。
会場には、この日のためにスタッフの手で作られた、犬や猫を模した花の祭壇が登場。浄土宗浄桂院=東京都=の伊藤弘道上人が読経する中、ペットの名前の読み上げ供養が行われた。自然災害の被災動物たちの供養も同時に実施された。また、バイオリンやフルートの生演奏とともに、参列者1人ひとりがキャンドルを供える献灯も実施。「キャンドルの灯はペットたちの思い出や愛情、温もりの象徴。ゆっくりとつながって」とスタッフが呼びかけると、遺影を手に涙する人の姿も見られた。伊藤上人は「一生懸命願えば、心はそれぞれ志す人に必ず届く」と話していた。
式典の最後には、全員でハート型のエコ風船を一斉に飛ばす風船供養も行われ、参列者は舞い上がる風船に歓声を上げていた。愛犬の供養のために参加した女性は「私が退院して1カ月後に旅立ってしまって、もうすぐ1周忌。毎日思い出すけど、こういう場があると気持ちが落ち着く」と静かに話していた。
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