すすき野団地の将来を考える「すすき野団地未来会議」が3月9日、すすき野コミュニティハウスで開催された。2020年度の「団地再生まちづくりプラン」策定に向けた会議で初年度の今年は計5回の開催だった。今回は今年度の振り返り報告会として実施。団地住民約20人らが参加した。
バリアフリーや劣化した排水管の交換といった居住環境の整備から、住民同士がつながる場づくりなど、これまでに出た意見は多岐にわたる。多様な家族の視点で団地の課題を見つめ直したり、団地の夢を語ったりしてきた各回を振り返った。
その後、参加者らはグループに分かれ、来年度の計画について意見を交換。「住民がどんなことに困っているか、声を集める作業が必要」などの意見が上がったという。
毎回参加しているという住民の男性は「どうしたら皆が住みよい団地になるのか、疑問を持っていたので参加した。一歩ずつ近づければ」と話す。
主催するすすき野住宅管理組合の小柴健一理事長は「会議に参加していない住民の声をどう拾っていくかが、来年度の課題になる」と語った。
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