日本体育大学(横浜・健志台キャンパス/青葉区鴨志田町)が1月2日、3日の第96回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に72年連続72回目の出場を果たす。過去10回の総合優勝経験がある名門は、チーム一丸となって今回も優勝を狙う。
前回大会は13位に沈み、4年ぶりに予選会からの出場となった日体大。しかし、連続出場がかかるプレッシャーを物ともせず、予選会3位で本選へ駒を進めた。
12月16日に行われた共同記者会見で横山順一駅伝監督は「新チーム結成後から優勝を目標に掲げて取り組んできた。大それた目標という感じがするかもしれないが、それをモチベーションにかなりいい練習を積んできた」と話す。実際に多くの選手が自己ベスト記録を更新し、「予想以上に成長してくれた」と横山監督は自信を見せる。本選では日体大伝統の復路での追い上げを念頭に、「前半はレースの流れに乗っていきたい。復路で逆転可能な往路3位以内を目指したい」と横山監督は展開を語った。
フレッシュな16人
本選エントリー16選手を学年別にみると、4年生5人、3年生7人、2年生1人、1年生3人。夏合宿以降、多数の新戦力が台頭し、前回大会経験者は5人だけとフレッシュな顔ぶれだ。チーム全体が底上げされ、横山監督は「キーになる選手がいっぱい」とコメント。区間配置では1番調子の良い選手を配置していく考えだ。そんな横山監督が期待をかけるのが駅伝チームの主将でエースの山口和也選手だ。
「チームに貢献したい」
前回大会はエース区間の2区を走った山口選手。「前回は実力が足りていなかった。今は自己ベストも出したので、自信をもって他大学のエースと戦っていきたい」と2区へのこだわりを口にする。「最後の箱根駅伝なので、優勝目指してチームに貢献できる走りをしたい」と意気込みを語った。
横山監督は「チーム全体の雰囲気がこれまでにないくらい非常にいい。全員の力が100%か、それ以上に発揮できるようにして優勝目指してがんばりたい」と決意を語る。また、「地元青葉区の方に元気を届けられる走りができたら。日ごろの恩返しがしたい」と意欲を語っていた。
青葉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|