乳製品を手渡す北嶋さん（右）と緑成会の職員
元石川町で小岩井牛乳横浜ミルクセンターを営む北嶋克悦さんが３月19日、横浜総合病院と緑の郷、横浜シルバープラザの３施設にヨーグルト８００個を無償提供した。
小岩井牛乳では、製造したドリンクヨーグルトの納品先である飲食店などの需要が新型コロナウイルスの影響で急に減少。しかし、一旦始めたヨーグルトの発酵を途中で止めるわけにもいかず、賞味期限も限られるため、製品の寄贈を決めた。
そして、小岩井牛乳協会神奈川支部長を務める北嶋さんが１２００個超の配布を担当。消防団やＰＴＡなど地域との関わりも深い北嶋さんは、「新型コロナウイルスの感染を防ぐために最前線で頑張っている人を応援したい」と病院や福祉施設、幼稚園や保育園、警察署などに優先配布をすることにした。
この日、緑成会の３施設職員約８００人分のヨーグルトドリンク「iＭＵＳＥ（イミューズ）」を寄贈。北嶋さんは「地域が安全でないと我々の商売も成り立たない。ぜひこのドリンクで元気をつけて、地域の安心を守ってください」と呼び掛けた。代表して受け取った横浜総合病院の岩坪新事務長は「大変ありがたい応援をいただいた。各施設の感染対策はもちろん、地域の医療、福祉を支えるため緑成会一丸となって頑張っていきます」と感謝を述べた。
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