神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
青葉区版 公開:2020年11月5日 エリアトップへ

「助け合い弁当」を広げたい 主催者らがアイデア募る

社会

公開:2020年11月5日

  • X
  • LINE
  • hatena

 弁当の提供をきっかけに地域で支援を必要とする人と繋がる「助け合いシェアご飯」について学ぶ勉強会が10月27日、美しが丘の3丁目カフェで行われた=写真。

 この取り組みは4月に藤が丘にある飲食店「ナチュラーレ・ボーノ」の植木真さん=写真奥右=が始めたもの。コロナ禍で困窮するひとり親家庭や高齢者の助けになればと寄付を募って弁当を作り、地域のボランティアが定期的に配達を行ってきた。

 今回の勉強会は、この取り組みをより持続可能な形で、藤が丘エリア以外にも広げていくことを目指して開かれたもの。横浜市役所の職員もコーディネーターとして参加し、社会福祉協議会や地域ケアプラザ職員のほか、飲食店店主やNPO法人など約20人が集まった。

 勉強会の冒頭でこれまでの活動を報告した植木さん。弁当の配達が定期的にコミュニケーションを取るきっかけとなり、行政の支援が届きづらい人も支援できることの意義などを説明。配達をサポートする参加者からは、仕事が忙しくて子どもの食事にまで気を回せない父子家庭の実情が語られ、「食育の観点からもこの活動を続けていくことが大切」と訴えた。

鍵は協力者探し

 また、持続可能な仕組みを考える話し合いでは、現在配布で大きな役割を担っている谷本地区社協の元事務局長、上野吉子さん=写真奥中央=が「活動を広げるには、地域の協力者の数を増やすことが鍵。弁当を作ってくれる飲食店のほか、配達もボランティアの善意に頼るだけでは大変なので、無理なく続けられる仕組みがあれば」と提案。ひきこもりの若者支援を行う団体から配達ボランティアを職業体験として手伝いたいというアイデアや、農場を営む社会福祉法人からは栽培した野菜の提供案などが寄せられた。

 植木さんは今後も参加者を募りながら話し合いを続け、活動の幅を広げていきたいとしている。
 

青葉区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

廣川じゅん展

JIKE HAUS

廣川じゅん展

花や緑を描いた作品並ぶ

5月2日

コレクターによる美術展

横浜市民ギャラリーあざみ野

コレクターによる美術展

5月5日までの開催

5月2日

災害報道の舞台ウラ

災害報道の舞台ウラ

テレ朝 出前講座

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

リーフレット配布中

リーフレット配布中

県福祉子どもみらい局

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月25日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月19日0:00更新

青葉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映

日本最大級のシネマフェス みなとみらいで人気作品を野外上映 みなとみらい文化映画横浜青葉区

4月30日〜5月6日、「SEASIDE CINEMA 2024」

4月30日~5月6日

青葉区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

  • 目のお悩みQ&A

    コラム㊻専門医が分かりやすく解説

    目のお悩みQ&A

    『白内障の手術は両眼を1日でできますか?』

    4月25日

  • 幸福と訳すな!ウェルビーイング

    コラム「学校と社会をつなぎ直す」㉜

    幸福と訳すな!ウェルビーイング

    桐蔭学園理事長 溝上慎一

    4月25日

  • 教えて!職人さん

    教えて!職人さん

    vol.10 専門店の「ニセモノ」にご注意を!

    4月25日

青葉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook