青葉区内にある放課後児童クラブ（学童保育）に勤務していた50代女性が、2015年度から20年度までの間にクラブ運営経費の一部約260万円を着服していることが分かった。すでに退職したが、クラブは元職員に返還を求めている。
昨年11月にクラブ代表者から青葉区役所に不正が報告され、今年1月までに区やこども青少年局で元職員にヒアリングをしていた。元職員が着服した金額は260万8010円。小口現金の私的流用や二重計上、架空の領収書をもとに着服していたという。元職員からクラブに着服金額の一部は返還されているが、クラブは引き続き残額についても返還を求めている。
今後、クラブが着服金額の返還を受けると、市が過去に交付した補助金について基準を超過するため、クラブは減算に伴う措置として151万4043円を市に返還している。
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