美しが丘地域ケアプラザの利用者が３月11日、元石川小学校を訪れて６年生児童に手作りのコサージュ（花飾り）をプレゼントした＝写真。
これは、６年生の卒業をお祝いしようと同施設デイサービスの利用者たちが作ったもの。これまで同施設に同校児童が訪れるなど交流が深かったが昨年はコロナ禍で中止になり、「何かお祝いの気持ちを伝えたい」という声を受けて実現した。最高齢１００歳の利用者もコサージュ作りに参加し、児童１人ひとりへのメッセージカードも作成した。
当日は、利用者２人がコサージュを児童代表に手渡し。成長を祝うとともに「これからますます夢を持って羽ばたいてもらいたい」と語りかけた。児童からは「素敵な贈り物をありがとうございました。卒業式で胸にコサージュを付け、思い出に残る式にしたいです」と感謝の言葉と、記念のＤＶＤが贈られた。
同校の鈴木彰校長は「地域の方々の心遣いが本当にありがたい。これからも子どもたちの成長を見守ってもらえたら」と話した。
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