青葉区で活動している社会人ハンドボールチーム「桐球会」が、6月25日から27日まで群馬県で行われた第51回関東クラブハンドボール選手権大会で優勝した。桐球会は2019年の同大会でも優勝しており、コロナ禍で中止となった昨年を挟み、連覇を達成した。
桐蔭学園高校OBチームとして発足した桐球会。現在は20代から40代まで30人ほどが週2日練習を続けている。大会は1都6県の代表1チームが参加して行われたもので、桐球会は5月の県予選を通過し参加。前回優勝チームとして2回戦から登場した桐球会は、初戦で神楽坂会(東京)を28対22で下すと、決勝戦はMHC(千葉)と対戦。前半は緊張もあって8対10とリードを許すが、後半に逆転。21対19で優勝を果たした。
キャプテンの福下雄太郎さんは、大会開催に感謝を述べつつ、「自分たちのできることをやったことが結果となり、うれしい」と喜びを語った。また、コロナ禍で3月までチーム練習ができなかった中でもオンラインでミーティングを重ね、個人練習を続けてきたことを勝因として挙げた。
今回の優勝で、栃木県で8月に行われる第26回ジャパンオープンハンドボールトーナメントへの出場が決定。桐球会は初戦敗退した第21回大会以来の出場で、福下さんは「ベスト8を狙う」と意欲を燃やしている。
競技普及に尽力
桐球会はハンドボールの普及活動にも取り組んでいる。「競技経験者が少なく、指導などのお手伝いができたら」と福下さん。中学生への指導もしているという。「東京五輪の競技種目でもあり、魅力を感じてもらえたら」と話している。
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