社会奉仕団体「横浜あおばライオンズクラブ」の新会長に就任した高橋司さん(68)=写真。2021-22年度の活動方針を聞いた。
今年で創立26年目を迎える同クラブ。献血や盲導犬育成の募金、清掃活動のほか、少年スポーツチームの支援など幅広い奉仕活動を毎年行ってきた。しかし昨年来のコロナ禍で活動の多くを中止や変更せざるを得ず、難しい状況が続いてきた。「でも、このような時期だからこそ、クラブの原点である奉仕の精神を見つめ直し、存在意義を発揮する良い機会になった」と笑顔で語る。
座右の銘は武者小路実篤の「見るもよし、見ざるもよし、我は咲くなり」。「人の目に付かない処に居ても、為すべきことを黙々と努めなさい」という意味で、クラブのあるべき姿にふさわしいと、今年度のクラブ標語に掲げた。
クラブに入会して5年目。本業は、横浜や川崎を中心にラーメンチェーンを展開する(有)大桜の代表取締役。クラブに入ることで「自分一人ではやれない規模の奉仕活動ができること」にやりがいを見出し、また、会員に経営者が多いことから、「忌憚のない意見を聞けたり、学べることも多かった」と喜びを語る。
クラブの現在の会員数は賛助会員も含め26人。会員増強を目指しつつ、「30周年を見据え、会員の皆で協力して改めてライオンズクラブの精神を具現化していきたい」と力強く語る。
目指すは地域に根差した奉仕や慈善活動。コロナ後も見据え、その熱量は揺るぎない。
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