東市ヶ尾小学校6年2組(山口翔太教諭)の児童が市ケ尾町の洋菓子店「オペラ通り」に協力を依頼し、洋菓子の企画・販売に取り組んでいる。1月25日には同店のシェフパティシエ、猪俣慶成さんを学校に招き、作りたい洋菓子のアイデアを説明した=写真。
この取組は総合的な学習の時間を活用して、商品の企画・製造・販売・宣伝という経済の一連の流れを学ぶことが目的。製造工程は同店に依頼しているものの、児童がアンケートによる市場調査を実施し、その結果を反映した商品を企画するなど本格的だ。
児童はA・B・Cの3グループに分かれ、食べやすさや味など、顧客の年齢層を意識したほか、「インスタ映え」などSNSで話題になるようなビジュアルにもこだわった商品をそれぞれ考案。25日には3グループがiPadを使いながら考えた商品を猪俣さんに説明した。当日発表された商品はチーズケーキ味のクリームを挟んだ「クッキーサンド」、ハンバーガーの具材を甘いクッキーで表現した「ハンバーガークッキー」、フルーツを乗せた「チーズケーキ」の3つ。猪俣さんは説明を聞いた後、「素晴らしいお菓子で、3つの商品はお客さんを引き付ける力があり、売れると思う」と絶賛。一方、児童たちは「お菓子作りを考えたことがなくて難しかった」と話しながらも「子どもからお年寄りまで幅広い年代に食べてほしいと考えた」など感想を語った。
今後、猪俣さんが商品を試作し、2月15日に児童を交えた試食会を実施。3月上旬には実際に店頭に並ぶ予定だ。
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